2021-10-24
先日、Obsidianの個人用のメインボルトに大幅な変更を加えまして、その中でも最大の変更の一つが「ノートのステータス管理」を導入したという点です。
ステータス管理を導入するまでの僕のノートを作る時の手順は以下のようでした。例えばネットで猫に関する面白い記事を見つけてきたとしましょう。
新しいノートを作成する。
そのトピックに関する情報を追加する
関連するノートにそのノートをリンクする
以上のようなシンプルなワークフローで新しい情報を処理し、ノートを作成していたのですが、ノートをつくるだけでロクに復習をしたりリファクタをしないわけですので情報が洗練されず、MOCやノートがそういった情報でごちゃごちゃするようになっていたのでした。
そこで「新しいノートを作成する手順」より「既存のノートを洗練させる手順」を向上させる必要があるという考えに至りました。
ノートのステータスを、「そのノートにあとどれだけ取り組む必要があるか」の尺度から3段階にわけました。
Egg note
Hiyoko note
Evergreen note
このように、ノートを3つの状態にラベリングすることによって「作業を必要としているノート」を発見しやすくし、それにもっと時間をかけるようにすることが「ノートのステータス管理」の目的です。
ステータスの管理はマークダウンファイル上のフロントマターに追加します。
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aliases: cat
status: egg
UID: 20211023165946
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新しいノートのテンプレートのフロントマターにstatus: egg
を追加しておくだけです。
もちろんノートを作ったその時にそのトピックについて取り組んで満足がいったらステータスをhiyoko
やevergreen
にしてもなんの問題もありません
たとえばこんな状態ならまだeggノートとしてステータス管理します。
Link:
面白い記事を見つけた。これについてもっと調べよう。
url: sample url
とはいえ、ステータスには厳格な線引きは設定せずに、あくまで自分の直感にまかせます。
フロントマターを追加したら、Dataview Pluginで一気にそれぞれのノートを一覧表示させるようにします。
table file.cday AS Created_at
from ""
where status = "egg"
Eggノートだけ一覧で表示することができました。
これで定期的に作ったノートに帰ってきて編集するワークフローが出来上がりました。最高です。
ノートにステータスを追加することによって
などのメリットがあると思います。
最近ブログの投稿が滞ってますが、まだまだObsidianについては書きたいことがあるのでネタはたくさんあります…