[Mac] Javaのバージョンを簡単に切り替える
プロジェクトによって、Javaのバージョンを切り替えたいということがあると思います。
Node.jsのバージョンを切り替えるのは、nvm
を使えば簡単にできますが、Javaのバージョンを切り替える方法がわからなかったので、調べてみました。
前提として、MacOSで、Homebrewを使ってJavaをインストールしていることとします。
現在使用しているJavaのバージョンは、java -version
で確認できます。
また、コンピューターにインストールされているJavaのバージョンは、/usr/libexec/java_home -V
で確認できます。
デフォルトで使用したいバージョンは、パスを、.zshrc
や.bashrc
に追加することで設定できます。
この場合、java17がデフォルトで使用されています。
僕の場合、基本的にjava17を使用するプロジェクトが多いので、デフォルトはjava17にしてます。しかし、たまにjava11を使用するプロジェクトがあるので、その時は以下のコマンドを実行します。
もう一度バージョンを確認してみると、
となり、java11が使用されていることがわかります。
これで、プロジェクトごとに異なるバージョンを使用することができます。少し不便なのは、ターミナルを再起動すると、デフォルトのバージョンに戻ってしまうことです。
ターミナルを再起動するたびに、上述のコマンドを実行する必要があります。
そこで役に立つのが、zshのzsh-autosuggestionsというプラグインです。
zsh用のオートコンプリーションプラグインで、ex
とタイプし始めると、
という提案が出てきます。
これでバージョンを変えるのも、1秒ぐらいですむので、この方法でストレスを感じることはあまりないと思います。